美味しく食べられるようになるために。

食欲不振への鍼灸治療

食欲不振とは


 食欲は、血糖値、ホルモン、消化管の機能などによって影響を受けるだけでなく、視覚や味覚、嗅覚、食物に対する記憶などによっても影響を受けます。

また、食欲不振を起こすのは、内科疾患、精神疾患が関係しています。

食欲不振の原因


食欲不振は、西洋医学的には、以下のような理由が考えられています。

  • 内科疾患:消化器疾患、内分泌疾患、悪性腫瘍、重症感染症、循環器疾患、腎疾患、呼吸器疾患、薬物など
  • 精神疾患:拒食症、うつ病、神経症など
  • 妊娠

一方、東洋医学的には、食欲不振を「不欲食」、「不欲飲食」といいます。

  • 肝脾不和(かんぴふわ):精神的ストレスなどにより気血が滞り、消化器の働きを妨げる
  • 脾胃湿熱(ひいしつねつ):過度の飲酒、甘いものの過剰摂取などの飲食の不摂生により、消化器の機能が低下
  • 胃陰虚(いいんきょ):イライラ。慢性病により、胃の働きが低下
  • 脾胃気虚(ひいききょ):飲食の不摂生、動き過ぎ・働き過ぎにより、消化するだけの元気が不足
  • 脾胃陽虚(ひいようきょ):消化器が長期にわたって損傷
  • 食滞(しょくたい):暴飲暴食による消化器の機能低下

食欲不振に対する鍼灸治療


当院では、本格鍼灸コースにより、徹底した問診と触診を行い、原因を特定した上で、中脘(ちゅうかん)、足三里(あしさんり)、太白(たいはく)、公孫(こうそん)、衝陽(しょうよう)といったツボの中から、1~数穴選んで治療します。

お腹の冷えがきつい場合は、お灸を使うこともあります。