しんどい腹痛から解放されるために。

過敏性腸症候群への鍼灸治療

腹痛とは


腹痛は、腹部に感じられる痛みのことで、内蔵に生じた異常や危機を知らせる警告でもあります。

痛みの種類としては、内臓痛、体性痛、関連痛があります。

  • 内臓痛:鈍く、部位があいまいで、締め付けられるような断続的な痛み
  • 体性痛:鋭く、部位が明瞭な痛み
  • 関連痛:主要臓器の疾患に関連して起こる痛み

腹痛の原因


腹痛は、どこが痛いかによって原因がある程度特定できます。

消化器の問題と、消化器以外の問題によって分けられます。

  • 消化器疾患:胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、急・慢性膵炎、胆石、急性肝炎など
  • 消化器以外の疾患:心筋梗塞、狭心症、解離性大動脈瘤、腎結石、腎盂腎炎、子宮や卵巣の疾患

 

東洋医学的には、主に次のような原因が考えられます。

  • 寒邪犯胃(かんじゃはんい):冷気にあたってしまった、冷飲・生ものの過食
  • 食滞(しょくたい):飲食の不摂生や暴飲暴食
  • 肝胃不和(かんいふわ):精神的ストレスによる胃の機能の低下
  • 胃陰虚(いいんきょ):慢性病などにより胃の機能が低下
  • 脾胃気滞(ひいきたい):消化器の吸収機能が低下し、気が滞る
  • 湿熱(しつねつ):大腸や膀胱の炎症
  • 肝気鬱結(かんきうっけつ):イライラ、モヤモヤなどで気が滞る

腹痛に対する鍼灸治療


当院では、本格鍼灸コースで対応させていただきます。

主に使うのは、中脘(ちゅうかん)、気海(きかい)、天枢(てんすう)などのお腹のツボや、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)などの背中のツボ、手の合谷(ごうこく)、太白(たいはく)、公孫(こうそん)、衝陽(しょうよう)などの足のツボから選んで鍼を打っていきます。

症状が軽ければ翌日~1週間程度で改善していきます。

慢性化している場合は、他の具体的な疾患が隠れている場合がございますので、丁寧に状況を確認しながら根本治療を行っていきます。