進行する不安から解放されるために。

糖尿病への鍼灸治療

糖尿病とは


糖尿病は、インスリンの作用不足に基づく慢性の高血糖を中心とした代謝疾患で、Ⅰ型、Ⅱ型、その他特定疾患の機序・疾患によるもの、姙娠糖尿病に分けられます。

糖尿病の原因


  • Ⅰ型:膵島β細胞の破壊的病変により、インスリンの分泌が低下し、絶対的作用不足に陥ったために起こる
  • Ⅱ型:中年以降に起こり、日本では95%近くを占め、複数の遺伝的素因に肥満、過食、運動不足、ストレスといった環境素因が加わって発症する
  • その他特定の機序・疾患によるもの:特定の遺伝子変異、膵外分泌疾患、内分泌疾患、肝疾患に伴って起こる
  • 姙娠糖尿病:姙娠中に糖代謝異常を起こしたまま、分娩後に発症する

東洋医学では、糖尿病に当てはまる症状としては、消渇というものがあります。つまり、喉が渇いて消耗して痩せる、という症状で、次の3つの原因に分けられます。

  • 飲食不節による:長期にわたって甘いものを食べ、美食生活、飲酒生活を続け、五臓六腑のうち、脾胃を損傷したために起こる
  • 情志失調による:長期にわたる思慮過度、情緒不安などによってストレスから内熱が生じ、五臓の肺の働きが低下して起こる
  • 陰虚による:房事不節(性行為のし過ぎ)によって精気を損なったために、熱症状が現れ、灰や胃に影響して起こる

糖尿病に対する鍼灸治療


当院では、本格鍼灸コースで原因を特定し、症状の出方に応じ、治療穴を選び、週1、2回のペースで治療していきます。

主に以下のようなツボから、1~数か所選んで鍼を打っていきます。

背部のツボ:肺兪(はいゆ)、心兪(しんゆ)、肝兪(かんゆ)脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)、腎兪(じんゆ)

手のツボ:合谷(ごうこく)、曲池(きょくち)

足のツボ:内庭(ないてい)、三陰交(さんいんこう)、太衝(たいしょう)、太溪(たいけい)、復溜(ふくりゅう)