症状が落ち着き、前向きになれるように。

統合失調症への鍼灸治療
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統合失調症への鍼灸治療


統合失調症は、100人に1人はかかる、頻度の高い病気で、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。

  • 街ですれ違う人に紛れている敵が自分を襲おうとしている(迫害妄想)
  • 近所の人の咳払いは自分への警告だ(関係妄想)
  • 道路を歩くと皆がチラチラと自分を見る(注察妄想)
  • 警察が自分を尾行している(追跡妄想)

などは、典型的な被害妄想の症状です。

 

統合失調症によって、様々な障害が起きます。

 

【会話や行動の障害】

  • 話のピントがずれる
  • 話題が飛ぶ
  • 相手の話のポイントや考えがつかめない
  • 作業ミスが多い
  • 能率が悪い

【感情の障害】

  • 感情の動きが少ない
  • 物事に適切な感情がわきにくい
  • 感情を適切に表せず、表情が乏しく硬い
  • 他人の感情や表情についての理解が苦手
  • 相手の気持ちに気づかず、誤解しやすい

【意欲の障害】

  • 仕事や勉強をしようとする意欲が出ず、ゴロゴロばかりしてしまう
  • 部屋が乱雑でも整理整頓する気になれない
  • 入浴や洗面などの身辺の清潔にも構わない
  • 他人と交流を持とうとしない
  • 会話をしようとする意欲が乏しくなる
  • 無口で閉じこもった生活となる

傾向としては、女性より男性が多く、比較的若い方がかかるようです。

原因は、進学・就職・独立・結婚などの人生の岐路の変化が、発症の契機となることが多いようですが、西洋医学的には、はっきりしません。治療は、薬物療法が一般的で、外来・入院での治療は可能です。

 

一方、中医学に基づく東洋医学では、五臓のうち、心・肝の機能が正常に働かないと起こるとしています。

 

【心】意識や思考をつかさどり、血を循環させる

【肝】気を全身に移動させ、気や感情を調節する

 

鍼灸治療では、心と肝を整える背中などのツボを使い、本格鍼灸コースで改善を図っていきます。ちなみに、統合失調症の場合、すぐに薬物療法を止めて鍼灸治療に切り替えるよりは、病院での治療を継続されながら、受ける方が望ましく、安心です。